施設紹介 福山循環器病院 循環器内科 循環器内科

福山循環器病院 循環器内科

 広島県の東端、瀬戸内海に面した人口47万人(平成28年4月現在)を有する福山市にある循環器専門病院です。前身となるセントラル病院循環器科を含め1980年からの歴史があり、看護師・臨床工学技士・検査技師・放射線技師の協力を得て24時間体制のPCI、開心術・体外循環治療への対応が可能となっています。周囲市町村のなかで緊急開心術を含めた24時間体制を敷くことができているのは現在当院のみで、福山市だけでなく備後地区の心血管疾患治療を支えています。
 冠動脈インターベンションは24時間体制のAMIに対するprimary PCIはもとよりアテレクトミーや慢性完全閉塞に対する治療も積極的に行っています。また各分野の専門医(エキスパート)が中心となり、難治性不整脈に対するablation、末梢血管治療(EVT)、デバイス治療(ペースメーカー、ICD、CRT)も行っています。当院の心臓血管外科チームは非常に協力的で、合同のハートチームは2015年9月に経カテーテル大動脈弁置換(TAVI)の認可を得て同年12月よりTAVI治療を開始しました。毎朝のカンファレンスで、それら治療の成果だけでなく合併症も含め、振り返りとfeedbackを必ず行っています。
 看護師・臨床工学技士・診療放射線技師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・管理栄養士・事務など、診断・治療・退院までの万全のサポートがあって、患者さんに適切な治療を行うことができています。特に臨床工学技士に関しては従来からの人工心肺補助や透析業務だけでなく、カテーテル治療に寄与する部分が大きくなってきており、まだまだ若い力を欲しています(当院のホームページを、ぜひ訪問してみてください)。


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