施設紹介 福山市民病院 循環器内科

福山市民病院 循環器内科

 当院は広島県東部唯一の救命救急センターを併設した28診療科・506床、医師数156名の総合病院です。循環器内科は1977年7月に診療を開始しました。1980年に心臓カテーテル検査、1986年に経皮的冠動脈形成術、2004年に血管内治療をはじめ、過去5年の症例数はそれぞれ8219例、2561例、706例です。
 当科は心臓血管外科と伴に心血管病センターを標榜し、専用病棟に44床、内科との混合病棟に11床のベッドを持っています。さらに院外からの救急患者は救命救急センターで、院内急変患者は院内ICUで救急科や麻酔科の先生とともに集中治療を行います。救急患者を“常に(断らずに)受け入れる”ため、スタッフが循環器系の当直として24時間365日院内に待機しています。我々以外に救急(ホットライン対応)、内科・外科、外傷、院内管理、研修医当直がいますので、併存疾患を持った救急患者にも安心して対応できます。緊急カテは当科スタッフ3名、放射線技師1名、臨床工学士1名・看護師2名で行っており、重症例に対するIABP・PCPSや人工呼吸管理・CHDF・HD等も常時可能な体制をとっています。
 現在 スタッフは12名です。2015年度の入院患者は2024名、外来患者は13570名(ともに実数)でした。入院は虚血性心疾患、末梢動脈疾患、心不全、不整脈の患者が大半を占めます。侵襲的治療は、PCI・EVTチームと不整脈や心不全に対してカテーテルアブレーションやデバイス植込みを行うチームにわかれ、質の高い治療を提供できるよう日々努力しています。後期研修1年目は検査と治療助手、2年目から治療術者を務め、最終的にはどちらかのチームで一人立ちして後輩の指導役や目標になっています。
 福山は岡山や広島のような都会ではありませんが、暮らすには程好い街です。新幹線“のぞみ”の停車駅で山陽道も通っており移動も便利です。病院は働きやすく色々な症例を経験できます。
 循環器内科に興味のある先生 是非お立ち寄りください!

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