施設紹介 岡山赤十字病院 循環器内科

岡山赤十字病院 循環器内科

 岡山赤十字病院は、一般病床500床、標榜診療科35科、概数で職員数1100名(医師150名、看護師600名)を要し、救急車を4400台/年受け入れており、岡山県東南部の救急医療の最後の砦として、日夜診療に励んでいます。平成27年5月初めから新館(南館)が稼働しています。鉄骨造、地上7階建て、免震構造を有し、大地震後も基幹災害拠点病院としての機能を維持できるようになっています。診療面では地域中核病院として急性期医療の充実、強化が図られ、旧館側も救急外来拡張、CCU改修など当科が関連する分野も随分改善されました。
 近年の年間概数で外来患者数10000名、入院患者数1000名(内CCU 300名)CAG 750, PCI 250 (内AMI 80), PM 35です。カテ室は循環器センター専用1室と他科(心臓血管外科、脳血管内治療科、放射線科など)と併用しているIVRセンターのものと計2室あります。心臓血管外科症例も順調に増加し、rotablator,ICD,CRTDの埋め込み術が施行できるなど、やっと自己完結型の施設となりました。更にEVT,ablationも順調に施行数が増加しています。また市民公開講座、カテ室への外国人医師招聘なども積極的に行っています。
 臨床研究及びそれに伴う国際学会を含めた学会発表、英文も含めた論文執筆にも力を入れています。多くは研修医を指導して行っており、例年、ACC,AHA,ESCなどいずれかの国際学会で発表を継続できるよう努力しています。
 当院の施設認定(当科関連)は以下の通りです。日本内科学会認定教育施設、日本循環器学会専門医研修施設、日本心血管インターベンション治療学会研修施設、日本不整脈学会認定不整脈専門医研修施設、日本脈管学会研修関連施設、日本心臓リハビリテーション学会心リハ指導実地経験施設。
 良好なチームワーク(合言葉はデリカシー)を武器に一同、診療に研究に励んでいます。今後も継続的な改革が行われるであろう各制度(初期研修医、後期専攻医、内科専門医、各学会専門医など)にも適したプログラムを提供していきますし、若手医師の教育こそが我々が成すべき最も重要な仕事の一つと考えております。熱意溢れる方はいつでもご連絡ください。

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