施設紹介 鳥取県立中央病院 心臓内科

鳥取県立中央病院 心臓内科

 鳥取県立中央病院は鳥取市千代川下流沿いの広大な敷地に立地しています。平成30年には新病院が隣の敷地に開院予定で、着々と準備が進んでいます。現在33科9センター、417床(新病院では510床になります)、で診療を行っています。鳥取県東部地区は一部の専門医師数減少により他病院では各科の存続が困難となっております。当院だけが市内で唯一の総合病院の形態をなんとか維持できています。当院心臓内科は現有スタッフ4名で、虚血性心疾患に対するPCI(ロータブレータを含む)、不整脈治療に対するアブレーション(心房細動を含む)、ペースメーカ植え込み(ICD、CRTDを含む)、高齢者うっ血性心不全(老年科?を含む)にもできる限り対応しています。内科学会・循環器学会・CVITすべての専門医研修施設認定 を受けています。また、心臓血管外科スタッフ4名とハートチームを組み、よりよい循環器診療を目指して週一回カンファランス等を行ってきました。
 この数年も各方面のエキスパートの先生をお呼びして、実地臨床の医療レベルに磨きをかけております。CTOについては、倉敷中央病院:故光藤和明先生を当院での治療実施のためお呼びしていました。ローターブレータについては宮崎郡医師会病院の柴田剛徳先生を、FFRについては岐阜ハートセンターの松尾仁司先生を、OFDIについては川崎医科大学の上村史朗先生をお呼びして薫陶を賜りました。また、倉敷中央病院にも年一回はPCIの見学に行かせていただいております。
医師不足は現在、コメディカルの手厚い協力、増員、役割分担の禅譲にて対応してきています。救命救急センター、外来、一般病棟の看護師、検査技師、臨床工学士、心臓リハビリ専門の理学療法士、医療秘書の方々の暖かい援助、信頼に支えられた心臓内科となりつつあります。そして、さらに患者さんのために手を尽くすべく邁進して参りたいと思うこのごろです。


現病院

新病院完成予想図

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